同じような環境下において、うつ病などになりやすい、なりにくい人がいることについては、皆さんも恐らく疑問に思われたことがあるのではないかと思います。
確かにその通りで、劣悪な環境でも問題なく生活してしまう人がいるのも事実なのです。

では、どういった要因がこのような状況を左右しているのか、その内容についてご紹介しておこうと思います。

メランコリー親和型性格がうつの元?

メランコリー親和型というのは、ドイツのテレンバッハという精神科医が提唱した概念として知られています。
メランコリーというのは憂うつということ。
そういった状況に陥りやすい性格の傾向があるということを提唱されているのです。

ちなみに、メランコリー親和型性格というのを簡単に説明すると、ルールや秩序を守る几帳面な正確、自分に対して厳しい、完璧主義な側面があり、責任感が強い。
一方、他者に対しては誠実で、摩擦を避ける傾向がある、こういった内容となります。

このような内容を簡単にまとめるとすれば、「秩序志向性」と言えるでしょう。
自分のなかにある秩序をしっかり守る性格といえますが、その背景には、恐怖心理があり、負い目を追うことに対して。
過剰な恐怖を抱えていると言えます。

自己犠牲精神が強く、他人に奉仕する傾向があるため、医師として優秀ですが、この性格が自分自身を苦しめてしまうことが少なくないのです。

このような傾向がある方は、端的に言えばストレスを溜め込みやすい人だと言えますので、あまり一人で抱え込んだりすることがないように、気をつけていかなければなりません。

適度に適当になる

このようなメランコリー親和型性格に分類される方は、こうでなければ!というような強いルールの中で生きてしまうことが多いので、意識的にその秩序から離れるようにするのがよいでしょう。

「医師だから○○でなければならない」
「男性として○○であるべき」
こういった考えを持つこと自体は決して悪いことではありませんが、それによって自分自身である自由を失うことになってしまうと、最終的にはあなた自身が何のために生きているのかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。

ルールや秩序というものは、多数の人が生きている社会の中では確かに必要なものです。
しかし、個人個人が自分に対してそこまで過剰な責任感を持ち、自分自身を律し続けることが良いかどうかはわかりません。

時には適度に適当になる。
気を抜いてみる。
敢えてルールを破ってみる。
そういったことをされるのもよいのではないでしょうか。

秩序やルールというものは永遠ではありません。
時代に合わせて変化していくものでもあるのです。
このような傾向のある方には、ぜひもっと気を抜いてゆったりとした生活をしていただきたいと思います。